輪島復興支援特別企画

もっと。輪島。

メッセージ

  • artisansと輪島塗

    石川県立輪島漆芸技術研修所は重要無形文化財保持者の高度な漆芸技術の伝承者養成を目的として輪島市に設置されました。
    「芸は人なり」を基調に人間形成に力をそそぐとともに、高度な伝統技術を習得練磨させ、創意工夫の能力を培わせるため、各分野の人間国宝の先生方を主任講師に迎え、文化庁の助成を受けて運営をしております。
    早いもので、あの大地震から二年の月日が流れました。
    研修所も大きな被害を受け、長期にわたる休講を余儀なくされましたが、令和六年十二月、八カ月遅れでようやく令和六年度の研修を開始し、昨年十一月には十六名の卒業生を送り出すことができました。
    これからの社会生活では多くの困難や障害に直面することでしょうが、地震、水害を乗り越えた経験を糧に「失敗を恐れない勇気」と「物事を継続する強い意志」を持って、漆芸を次世代に継承していただくことを願っております。
    最後に、これまでご支援いただきました国や県、全国のたくさんの方々に心から御礼申し上げます。
    ありがとうございました。

    小森 邦博(邦衞)

    石川県立輪島漆芸技術研修所所長
     重要無形文化財「髹漆」保持者

  • 能登とartists

    2024年1月1日の能登半島地震から2年が経ちました。復興はまだまだ道半ばですが、その一方で、能登を思う多くの人々が現地を訪れ、新たな交流と活動が生まれています。本展は、能登の「これから」に希望を抱き、復興への願いを込め企画いたしました。参加するのは、石川に暮らす10組と、石川出身の前本彰子を加えた11組のアーティストです。自宅を失った作家や、被災した作品もあります。アーティストたちはそこに新たな意味を見出し、アートという形で再構築し、未来の、これからの能登をまなざしています。アーティストたちの思考と行動が、おそらく能登の復興を支える力になると期待しています。そして能登だけでなく、私たちが予測不可能な未来に出会いどうしようもなくなったときに、一歩踏み出す勇気を与えてくれるものとなるに信じています。能登への思いをみなで共有し、未来へ向けた一歩をこの展覧会で感じていただけましたら幸いです。

    キュレーター 高橋 律子

  • 開催にあたって

    小さい頃から、バス旅行に、修学旅行、家族旅行に、一人旅と石川県出身の私にとって、能登は最も身近な旅先でした。石川県に生まれ育ちながらも能登半島地震以降、未だ何もお手伝いも立ち寄ることもできておらず、忸怩たる思いでこの2年を過ごしてしまいました。
    このような立場となり、本展を開催することが能登の復興、発展にどこまで寄与できるのかは、正直わからないところもあります。しかしながら輪島塗に関わる創り手の皆様が、本展に向けて様々なことを考え、行動していただいたことが、少しでも沢山の方々に伝わることが、能登への想いとなり、復興、発展の力になればとは考えています。
    本展をご覧いただくことにより、輪島への旅の誘いともなり、輪島塗をお使いいただくきっかけにも繋がることを切に願っております。
    輪島塗という漆芸芸術をさらに知っていただくことで、能登に思いを寄せる時間を私自身も含めて、少しでも作り出せればと考える次第です。
    本展を開催するにあたって、小森先生をはじめとする創り手の皆様に多大なるご協力を得ましたことを心から感謝いたします。
    ありがとうございました。

    田口 広人

    そごう美術館 理事長
    (株式会社そごう・西武 取締役執行役員社長)

現地を訪れて

  • 2025年10月9日(木)午後1時ごろ

    輪島道の駅前にて。

    輪島道の駅前にて。

    倒壊した建物の撤去作業に遭遇。

  • 2025年10月9日(木)午後1時ごろ

    輪島駅前にて。

    輪島駅前にて。

    輪島では珍しくよく晴れている。

  • 2025年10月10日(金)午前9時ごろ

    重蔵神社前にて。

    重蔵神社前にて。

    塀が傾いている。鳥居の修復も進んでいないようだ。

  • 2025年10月10日(金)午前9時ごろ

    輪島工房長屋前にて。

    輪島工房長屋前にて。

    地域猫を発見。まちを歩いていると猫をよく見かける。

  • 2025年10月10日(金)午後1時ごろ

    輪島道の駅にて。

    輪島道の駅にて。

    踏切の板がバラバラに。

  • 2025年10月10日(金)正午ごろ

    輪島市内移動中。

    輪島市内移動中。

    通行止めの道もまだまだ多い。特に橋は隆起の関係で段差が大きくなっている。

  • 2025年10月27日(月)午後4時ごろ

    輪島漆芸技術研修所、正面入り口にて。

    輪島漆芸技術研修所、正面入り口にて。

    入り口前の階段が傾いている。以前訪れた時より、木の葉が色付いている。

  • 2025年10月28日(火)午前8時ごろ

    マリンタウン海沿いにて。

    マリンタウン海沿いにて。

    海岸沿いの工事が行われている。海沿いの道も隆起の影響ででこぼこしている。

  • 2025年10月28日(火)午前8時ごろ

    輪島朝市跡地にて。

    輪島朝市跡地にて。

    人気(ひとけ)はあまりなく、工事関係者以外立入禁止に。

  • 2025年10月28日(火)午前7時ごろ

    ホテルの窓から。

    ホテルの窓から。

    仮設住宅が立ち並ぶ。

  • 12月17日(水)午後2時30分ごろ

    道の駅にて。

    道の駅にて。

    北陸らしい、曇り。

  • 12月17日(水)午後3時ごろ

    みなと橋 河口付近にて。

    みなと橋 河口付近にて。

    雨が降ったり、やんだり。

  • 12月18日(木)午前10時ごろ

    河原田川付近にて。

    河原田川付近にて。

    前日の雨の影響で少し川が濁っている。

  • 12月18日(木)午後3時ごろ

    道の駅周辺にて。

    道の駅周辺にて。

    帰路。

  • 12月18日(木)午後3時30分ごろ

    のと里山空港にて。

    のと里山空港にて。

    一日二便。最終便にて。

お知らせ

  • 2026.1.20

    「artisansと輪島塗」開催会期中、人間国宝によるギャラリートークを開催します。

    ・人間国宝によるギャラリートーク
    「石川県立輪島漆芸技術研修所50年のあゆみと日本の漆について」

    2026年1月31日(土)午後2時〜
    講師:室瀬 和美(重要無形文化財「蒔絵」保持者)

    ・重要無形文化財輪島塗技術保存会会員によるギャラリートーク
    「髹漆(きゅうしつ)『塗りの技法』について」

    2026年2月7日(土)午後2時〜
    講師:坂下 光宏(重要無形文化財輪島塗技術保存会)

    場所:そごう美術館展示室内
    参加費:無料(別途展覧会入館券が必要です)
    ※予約不要

  • ・ご入館にあたり、ご来館の際のお願いをご確認ください。
  • ・会場では係員の指示に従っていただきますようお願いいたします。
    従っていただけない場合、ご退出をお願いすることやイベントを中止することがございます。
  • ・イベントは予告なく中止や延期、一部内容が変更になる場合がございます。
  • ・会場を撮影させていただく場合がございます。

特別販売

  • 能登とつながる

    期間限定販売企画

    そごう美術館では、能登半島地震からの復興を願う企画展『能登とartists』を開催中です。ミュージアムショップでは出展アーテイストが手掛けた商品や奥能登国際芸術祭公式グッズをはじめ、石川県にまつわる食品や素敵な雑貨を展開しております。お買物は能登支援につながる小さな一歩。みなさまのお越しをお待ちしております。
    (入荷数が限られている商品もございます。品切れの際はご容赦ください。)

    会場:そごう美術館 ミュージアムショップ
    会期:2026年3月7日(土)~4月2日(木)

    • れんこんチップス(百番屋)

      れんこんチップス
      (百番屋)
      ¥648(税込み)

      サクサク、もちもち。加賀れんこんのパワーをご堪能ください。そのまま、おやつやおつまみに。サラダのトッピングなどお料理のアクセントにもおすすめです。

    • amiiroアミイロトートバッグ(SPP)

      amiiro
      アミイロトート
      バッグ(SPP)
      ¥6,981(税込み)

      「amiiro」は、人と人、人とモノ、そして石川と世界を「糸」でつなぐライフスタイルニットブランドです。複数の色糸で、石川の自然・風土・文化を糸に込めて編み上げています。サコッシュもございます。

    • 升井彩本乾漆のアクセサリー

      升井彩本乾漆の
      アクセサリー
      HAKUピアス黒金
      ¥8,800(税込み)

      「升井彩本乾漆」は輪島塗の最終工程である艶上げ加工を担う呂色師・升井克宗が夫婦で営む自宅工房です。機械技術が進んでも美しい光沢を作り出すのはやはり人の手。指や手のひらを使い、丁寧に光沢を引き出しています。画像のHAKUシリーズ以外のアイテムもございます。